田高体操 田村高校新聞より④
田村高校体育科の生徒が『田高体操』を考案しました。地域の方と一緒に体を動かしながら改良を加えているところです。今回は田村高校新聞第188号(R6.3.1)とPTA・松径会だより第51号(R6.3.1)から記事を引用する形で、その取り組みを紹介します。
(以下、田村高校新聞188号より)
田高体操は、もともと総合的な探究の時間の健康スポーツ班が課題を設定して始めたものだ。その後3年体育科がいくつかのグループに分かれてそれぞれの体操を考えた。7月13日には「やきとりじいさん体操」で知られる岡田麻紀さんが来校し、各グループの体操を見てアドバイスをしてくださった。その後改良を重ねてそれぞれの体操を考えた。
体育科は11月15日に三春町民体育館で地域の方々を招き『田高体操』を行った。初めに、「のびのび体操」を会場全体で踊った。この体操は体育科3年の女子が作ったので女子に話を聞いた。
「この体操は高齢者の運動不足が解消するために作った。工夫した点は、足の不自由な方でも楽しく踊れるように椅子に座りながらできるバージョンも考えたことや、手や足を無理なく動かし運動不足や筋力低下を解消できるよう体全体を動かせるような振り付けにしたところだ。」
苦労した点をたずねると、「高齢者はあまり激しい運動ができないので高齢者でもできる簡単でゆっくりした振り付けを考えることに苦労した。普段、交流できるような機会が少ない中で田高体操を通して三春町のたくさんの方々と交流することができ、とても良い経験になった」と話していた。
これを機に三春町の方々とたくさん交流できればよいと思う。
(以下、PTA・松径会だより第51号より)
私たちは三春町の高齢者の方々に体操を通して健康を維持し、いつまでも元気に過ごして頂きたいという思いを込めて、田高体操を作りました。誰でも動けるよう、簡単な動きを組合せ、足が不自由な方も椅子に座ってできる振り付けにしました。
発表当日は、多くの方に参加して頂き、オープニングは全員でのびのびと体操をして盛り上がりました。この体操を通して普段接することの少ない高齢者の方々を活気づけることができ良い経験になりました。